東京メトロ 10000系
 
西武池袋線 富士見台にて
◆10000系 概要◆
 2006年に東京メトロ副都心線新規開業用に導入された車両です。車体はアルミ合金製で、丸みを帯びた前面デザインが特徴で、前照灯は営団地下鉄300形・400形・500形で採用されていた灯具の形をイメージして作られています。車体構造は2004年に登場した東京メトロ東西線用05系13次車に準じており、廃車の際に車体鋼材をリサイクルすることを考慮して単一の素材で作られています。
 また、車内のインテリアもこれまでの地下鉄車輌にないような斬新なもので、貫通路は大型ガラスを用いたドアを採用し幅広のホロを使用することにより車両間の見通しを向上させています。
 現在、東京メトロ副都心線・有楽町線を中心に東武東上線和光市〜川越市・西武池袋線小竹向原〜飯能へも顔を出します。

◆編成内訳◆
次車 編成番号・車号 製造年 製造所
1次車・・・ 10101F〜10104F 2006年 日立製作所
2次車・・・ 10105F〜10122F 2007年 日立製作所


◆編成特徴◆
 10101F〜10104F・・・前面にゴールドの帯が入る。・現在8両編成で運行中。
 10113F〜・・・前面に東京メトロマークが貼り付けられてない。
 10119F・10120F・・・車内の化粧板の色が濃い。
 10121F〜・・・ドア付近に滑り止めを設置。


◆諸元表◆
10000系
車 体 アルミ合金製ダブルスキン構造車体(日立製作所:A-train)
編 成 5M5T(10両編成)・4M4T(8両編成)
電気方式 直流1,500V 架空電車線方式
設計最高速度 120km/h
運転最高速度 105km/h
起動加速度 3.3km/h/s(京王線内:2.5km/h/s)
減速度 3.5km/h/s(常用最大) 5.0km/h/s(非常) 
※資料により常用最大が4.0km/h/sになっていることがある
台 車 モノリンク式式ボルスタ付空気バネ台車
固定軸距:2,100mm  車輪径:860mm
電動台車:FS-777
付随台車:FS-777
制動方式 ATC連動回生ブレーキ併用電気指令式
※純電気ブレーキ
主制御装置 VVVFインバーター制御方式
素子:IGBT IPM方式  制御単位:1C4M 1群/2群
主電動機 かご形三相誘導電動機(165Kw)
備 考 10101F〜10104Fは7000系8両編成車不足のため2両を抜いた8両で運行中。

◆編成写真◆
10101F 各停  渋  谷
東京メトロ副都心線 渋谷にて
10109F 準急  新 木 場
西武池袋線 富士見台にて
10114F 快速  飯  能
西武池袋線 富士見台にて
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