東京都交通局 5300形
 
京成押上線 八広にて
◆5300形 概要◆
 1991年3月、浅草線のサービス向上・5000形の置き換えを目的に5300形が導入されました。車体はアルミ合金製で白く、流線型の車体が特徴です。
 編成は4M4Tの8両編成で、27編成216両が在籍しています。都営浅草線:西馬込〜押上間のみならず、北は京成線・成田、北総線・印旛日本医大、南は京急線・三崎口、新逗子まで乗り入れ、運用範囲は広範囲に及びます。 過去には通常入線することの無いと思われる京成線・上野へも間合い運用で足を伸ばしていました。

◆編成内訳◆
 1次車・・・5301F〜5302F 1990年度製造 日立製作所製
 2次車・・・5303F〜5306F 1991年度製造 川崎重工製
 3次車・・・5307F〜5310F 1992年度製造 日本車輌製
 4次車・・・5311F〜5314F 1993年度製造 日立製作所製
 5次車・・・5315F〜5321F 1994年度製造 日本車輌製・近畿車輌製
 6次車・・・5322F〜5326F 1995年度製造 日立製作所製
 7次車・・・5327F       1996年度製造 近畿車輌製

◆編成特徴◆
 5301F〜5314F 小型スカート装備
 5315F〜5327F 大型スカート装備
 5311F・5312F VVVFソフト未更新(磁励音が低音)
 5327F 主電動機出力増大編成(165Kw→180Kw)・転落防止ホロにラインカラーの塗装


◆諸元表◆
5300形
車 体 全耐食アルミニウム合金製塗装車体
編 成 4M4T(8両編成)
電気方式 直流1,500V 架空電車線方式
設計最高速度 120km/h(5327Fのみ130km/h)
運転最高速度 110km/h
起動加速度 3.3km/h/s(200%定員まで一定)
減速度 4.0km/h/s(常用最大) 4.5km/h/s(非常・保安)
台 車 コイルばね・筒型積層ゴム併用軸バネ式空気バネ台車
固定軸距:2,100mm  車輪径:860mm
電動台車:T-1B(KD302) 付随台車:T-1C(KD302A)
制動方式 応荷重付き電空併用電気指令式電磁直通ブレーキ
主制御装置 VVVFインバーター制御方式
素子:GTOサイリスタ 制御単位:1C4M
主電動機 三相交流かご形誘導電動機 出力:165Kw(5327Fのみ180Kw)
備 考 車椅子スペース:1・8号車に設置(1・2次車は4・5号車に設置)
車内案内装置:LEDスクロール式 扉上に千鳥配置

◆編成写真◆
5306F 普通  西馬込
京成押上線 八広にて
5307F 普通  羽田空港
京成押上線 八広にて
5310F 急行  羽田空港
京急本線 立会川にて
5318F 快速  佐  倉
京成本線 小岩〜江戸川にて
5320F 快特  羽田空港
京急本線 品川〜北品川にて
5323F 急行  川  崎
京急本線 京急川崎にて
5324F 急行  泉岳寺
京急本線 品川にて
5327F 普通  印旛日本医大
京成押上線 四ツ木〜京成立石にて


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